Concrete Human

02 高橋 悟 Satoru Takahashi
岩手ハネダコンクリート 平成26年入社
私が社会人として初めてスタートを切った場所は地元の建設会社でした。
建設業で仕事を覚えていく中、働くことの楽しさや喜びを感じ、いくつもの工事現場で経験を積み重ねていましたが、もっと違うものも作ってみたいという想いが強くなり、一旦建設業界から離れました。その後、様々な製造業を経験しましたが、建設業時代で感じた、“目に見える形で成果が残せる喜び”が忘れられず、平成26年に再びこの建設業界に戻ってきました。

入社後は技術課に配属となり、図面作成が主な担当となっています。仕事は間違いがないよう何度もチェックをするため、ひとつの作業に時間を費やしてしまうこともあり、上司や先輩に迷惑をかけてしまうこともあります。ボトルネックにならぬよう、もっとスムーズに作業を進めるため、作業に取り掛かる前段取り、状況分析のスピードアップが今後の課題です。また、自身のスキルアップのため、建設業界で培った知識と社内の資格取得支援を利用し、1級土木施工管理技士とコンクリート技士の資格も取得しました。
震災後の入社ということもあり、被災地の復興のため、多くの宅地造成工事で擁壁類の図面割付を手掛けました。後に、実際に現場を訪れる機会があり、そこで初めて、自分が作成した図面で現場が施工されているところを見学しました。あの時の感動と達成感は今でも忘れることはありません。

世の中からみれば、この業界の知名度は高いほうとは言えないかもしれません。だとしても、
“この製品があったからこそ、希望の場所に家を建てることができた。”
“この製品があったからこそ、こんな場所に道を造ることができた。”

そんな未来を切り拓くための製品を提供できる立場にあることを、とても誇りに思います。 そして何より、そんな製品を製造している岩手ハネダコンクリートで働いていることがすごく幸せです。

今後、高度成長期に造成した道路や構造物の老朽化が進んでいきます。そのような状況の中でインフラ整備を支え、災害から人々の暮らしを守るために、コンクリート製品を通じて未来に貢献していきたいと思います。

01 大澤 仁 Hitoshi Osawa
一沢コンクリート工業 平成28年入社
私が一沢コンクリート工業に入社し早2年が経ちました。
中途採用で入社しましたが前職が飲食店の店長と畑違いな転職となり入社するまでコンクリート製品に関する知識は全くの0でしたが、入社後の工場研修で製品についての基礎知識、さらには実物を見て触れることで製品に対する理解を深めていきました。

営業部へ配属されてからは上司、先輩に同行しながら役所、業者、現場に足を運び、営業の仕方、手法を学び段階を経ながら一人での物件の処理等を進めることができるようになりました。頼りになる先輩方の様子を見ながら仕事ができる環境なので大きな戸惑いや不安はありませんでした。
営業をしていく中で初めに話した通り元々が接客業なので初対面の方との会話も苦にならず割と堂々と話すことができ(生意気に見られがちですが・・・)前職からの唯一の武器を発見できました。

この2年間の間で最も印象に残っている仕事は、一沢社オリジナル製品「アイシーブロック」という河川用護岸ブロックの納品です。主に平成28年発災大風10号災害による災害復旧工事に使用されました。施工箇所が多かった事もあり打ち合わせに行く頻度が高く現場での勉強、監督との信頼関係を築くことができたのでこれからの自信につなげたいと思います。

自分の課題として、スピーディーに仕事をこなすこととコンクリート、土木に対する知識を深めていくことです。機会があれば資格の習得もしたいです。
お客様の要望があってからではなくニーズを引き出すような先行した営業を行っていきます。
「一沢の営業が大澤でよかった!」この一言をいただけるような営業マンになることが目標です。